聖なる夜の前日
うさきちはイジワルを思いついた。
う「サンタさんより先にお家へ行って、プレゼントを届けに行こう」
サンタさんが来るのは
子供が寝静まったあとらしいから
布団に入った瞬間を見計らって
クリスマスツリーの前に置きに行ってやろう。
サンタさんをびっくりさせてやろう。
へへへへへへへ。
しかし
うさきちの作戦を
サンタさんはお見通しだった。
サンタ道を邪魔する者が現れると
サンタセンサー(?)が反応するらしい。
サ「ふっ、ワシを甘くみるでない。ワシは子供のおる家すべて、ずっと世界中を見守ってきたのじゃ。よくわからんピンクのウサギなんぞに、この役目を渡すまい」
そして聖夜当日。
うさきちは
ある家にコソコソとやってきた。
子供たちが布団に入った瞬間
よっしゃー!ツリーへ出陣じゃー!
が。
う「なんてこったい!プレゼント…⁉︎ガーン」
うさきちがショックを受けていると
リンリンリン。
夜空にはサンタクロースが。
サ「さぁ次の家に行こうかの〜♪ププッ」
うさきちは
やっぱりサンタさんはさすがだなぁと
思いつつ、来年こそは!と
野望を抱くのであった。
おわり( ˘ω˘ )