行き慣れた場所のドアを開けるのすら躊躇った。
何度かゆっくり息を吸って‥開けた。
ようやく、ようやく。スタートラインに立つ日に向けて決めてきた。
8月30日(金),31日(土),9月1日(日)
どこか1日、1時間でも30分でもいい、空けててほしい。
作品展をやります!!
場所はシェアーズだよ♪
漫画を描くことをやめて
似顔絵活動を始めて5年目に入る春。
依頼として描くイラストや
ときどきFacebookやインスタにも
投稿していたイラストと違い
約5年ぶりに、再び作品を創ります。
この間も、短編小説や粘土でグッズや手書きトートバッグも作ったりしていたけれど
今回は全くこれまでのチャレンジとは違い、原点に戻るというか、本来の…って言ったらいいのかな。
丸裸を見られるような気分というか、一度は諦めてきたことを、こういった形でまたやるっていうのは…本当に、怖いし、できないって、思ってきて。
書いたことあったと思うけど
似顔絵は可能性を広げるために始めたことであったけど、同時に逃げていた。
似顔絵は本人に似ていたり可愛く描いたら喜んでもらえる。
"こうすれば、こんな反応がある"って
すでに決められた答えがあるというか、例えばクックパッドで作りたい料理検索して真似たら美味しい味が作れるみたいな…
ある程度結果がみえる似顔絵には、オリジナルで作る絵と違い、面白さに欠けていて。
もちろんこれは私の個人的な気持ち。
似顔絵に心からやり甲斐を感じて、天職だと思う絵師さんを否定はしない。むしろ羨ましい。私も似顔絵を描く楽しさを感じていたし、誰かの大切な思い出になる一枚だと思っている。
でもオリジナルの絵は、言い訳も隠れるところもないという、枠がなく、自由だからこそ、怖さがある。
オリジナルといっても、何かに似てる表現だったり、どこかで見たことある…みたいな、本当の"オリジナル"って簡単ではない。
ましてや、感動させるって‥上手い下手技術うんぬんだけじゃなく、感性や視点やセンスもいる。
だから、やらない選択って楽やし
やらなくても生きていけるけど
生きていけない。このまま。先はない。
……先、見えてないけど。汗。
もしかしたら、作品展を終えたら、立ち直れないくらい落ち込んでいるかもしれない。
挫折しているかもしれない。
もう描きたくない、やっぱり私にはなんにもなかったって
絶望してるかもしれない。
これを機に辞めるかもしれない。
でも後悔はしない、絶対に何かは得るはず。
ようやく、まだこれからだけど、ようやくこの位置に来れたよ。
あとは一つずつ、一つずつ、やっていく。
まだ作品数も未定、これから作っていく。
…5ヵ月あるけど。。汗。。。
テーマは決まっているけど
それはまた改めて"カタチ"にしたときに発表するね!
いつもブログ読んでくれてありがとう✨